私達は日々、生活する上で様々な物質を体内に取り込んでいます。その中には健康に害をもたらすものもあり、体の自浄作用で排泄されるべきものですが、大気汚染や多くの化学合成物質などを日常的に摂取する為、自浄作用が追いつかなくなります。そうして私達の体内に少しずつ残留していった老廃物や有害金属などによって様々な影響を受け始めます。そこで、自分のチカラだけでは排出できなくなった体内の有害物質を排出させること、それが『デトックス』なのです。
デトックスについて
デトックスの基礎知識
DETOX(デトックス)は英語で「解毒」という意味です。
サプリメントや食生活で栄養分を摂取しても体内毒素がジャマをして、うまく吸収されないことが多いのです。また、ダイエットをした場合にも毒素がジャマをして脂肪が燃焼しにくくなってしまうのです。
そこで、体内の邪魔者を体の外に追い出して、また入れないようにすれば美容と健康に
大きなメリットがあることが近年の研究でわかってきました。
こんな人にお勧めデトックス!
・慢性の肩こりがある ・むくみやすい ・汗をかきにくい ・タバコを吸う ・便秘がある |
・マグロやキンメ鯛などの魚をよく食べる ・水をあまり飲まない ・肌の荒れ・老化が気になる ・ストレスが溜まりやすい ・歯に詰め物をしている |
・風邪をひきやすい ・冷え性 ・アレルギーがある ・お酒をたくさん飲む ・疲れやすい |
デトックスの方法
・フットバス…フットバスとは、マイナスイオンを発生する機器にお湯を入れて足を30分程度つけ、全身の体温を上げながら血行促進をはかるトリートメントです。足の裏は人間の体の中でも一番汗をかく部位とも言われており、体の水分も溜まりやすい場所なのでとても効率の良い方法です。
・ゲルマニウム温浴…ゲルマニウムとは、金属と非金属の中間物質で様々な健康効果が認められ、体内に取り入れると血行促進、エイジングケア効果が期待できます。エステでは、ゲルマニウム温浴と他の施術を組み合わせると、他の施術の効果が高まると言われています。
・岩盤浴…遠赤外線を発する岩盤の上に横になって水分補給をするだけでどんどん老廃物が排出され、脂肪燃焼への近道となる。運動が面倒な人にピッタリの方法。リンパドレナージュと組み合わせると、より高い効果が期待できます。
・リンパドレナージュ…死んだ細胞や有害物質などの老廃物を乗せて走るリンパ液を、ドレナージ(排出)させる方法。自力ではスムーズに流れにくいリンパの場合、むくみやセル脂肪の改善に効果が期待できます。
・タラソテラピー…フランスが発祥の美容健康法。海のミネラルをたっぷりと含んだ塩や泥を体に塗り、皮膚からミネラルを取り入れるとともに、新陳代謝を高めて老廃物の排出をサポートする。
・アーユルヴェーダ…アーユルヴェーダ(Ayurveda)とは、インドに古くから伝わるトリートメントです。ストレスや疲れなどで崩れたドーシャ(生命エネルギー)のバラン スを整えるために、ゴマ油を使用したトリートメントで老廃物をリンパの流れにのせて排泄させ、深いリラクゼーションとデトックス効果が期待できます。
・腸内洗浄(コロンテラピー)…滅菌温水を腸に流して、自力では出せない便や老廃物を安全に体外へ排出する方法です。腸に古い便が長期間残っていると、本来排泄されるべき不純物・老廃物を腸がふたたび吸収してしまうため、肌荒れや肥満の原因となると言われています。施術後には、便から血液に吸収された悪臭が軽減するので、体臭の軽減効果も期待できます。
・プチ断食…数日間程度の食生活の切り替えにより、胃腸に負担をかけないようにして体が排出に専念できる体内環境を作ることをいいます。全くの断食ではなく、きちんと野菜や水分を摂取することがコツなようです。
・入浴…麦飯石やゲルマニウムやバスソルトなどの市販のものを浴槽に入れ、じっくり汗をかくまで入浴する。水分をとりながら半身浴などで体に負担をかけない方法で行うこと。また、内臓疾患がある人や妊娠中には向かない。
・ヨガ…激しい動きでなくとも大量の汗をかくヨガのポーズは、老廃物の排出に重要な役目を果たす腎臓や肝臓をはじめ、内臓の動きを高める効果がある。また、体の硬い人でも筋肉を傷めることなく柔軟性を高ることができ、ホットヨガ・パワーヨガ・ヒーリングヨガ・アイアンヨガ等の種類があり、自分に合った方法を選ぶことができるようになった。骨盤矯正・ストレス発散・集中力アップ・体力向上などの効果がある。
・サプリメントの利用…上記にあげた栄養素を食事で採れない場合に、錠剤やドリンク剤などを利用して栄養補給をする。ただし、体に有害物質が溜まっている状態で摂取しても、うまく吸収されずに体外へ出てしまい、サプリメント本来の効果が薄れる場合があると言われています。
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ここで紹介している方法は一例です。また、名称はサロンやクリニック、施設などによって異なる場合があります。